5ドライバハイブリッドイヤホン、LZ A5レビュー。

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七福神商事様より、LZ A5の試聴機をお借りしています。

LZ A5は1D4BAドライバ構成のハイブリッドイヤホン。名機LZ A3の二世代後のモデルとなりますね。ドライバ数で音は語れないとは言うものの、5ドライバ機ながら29800円という価格も魅力です。

どうやらLZにより価格統制が掛けられているようで、現在どのセラーから買っても価格は変わりません。国内代理店の七福神商事がAmazonにお急ぎ便対応で出品しているので、わざわざ個人輸入するメリットはないと思われます。

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外観等

LZのイヤホンを開封するのはA3以来ですが、相変わらず立派な外装ですね。今回お借りしたLZ A5は新品でした。ちょっと得したような気も。

開封。ブラックの筐体に限りなくホンダのロゴに近いマークがメタリックピンクに輝いています。これ、許可取ってるらしいですね。そこまでしてこのロゴを使いたかったのか、たまたま似てて後から慌てて許可を取ったのかは不明。

LZ A5の特徴としては、交換可能なステムがあります。それぞれ内部のフィルタが異なります。SE846みたいな感じですね。

本体を詳しく見ていく前に付属品を。ケーブルはやや太めの布巻き。癖の付きにくいもので好印象。コネクタは特に変哲のないMMCXです。イヤーフック部には針金入りですが、曲げ癖がやや付けにくいです。

ケーブル分岐部には印字。専用ケーブル感は出ていますが、コレ、必要?

プラグはL字。頑丈そうで良いですね。繋がってるアンプは例のSEIUN PHAです。これのレビューは後日。

ケースには特にこれといった特徴はありませんが、比較的大きめなので、太い付属ケーブルで嵩張ることを心配せず収納できます。

付属ステムたち。最初からイヤホンに装着されているものを含めて4種。
Amazon商品ページの紹介によると、

青色ノズル装着時: 3KHz ~ 10KHz +2db ( 解像度がすごい)
黒色ノズル装着時: 3KHz ~ 10KHz +1db ( Hi-Fi 狙い)
灰色ノズル装着時: 3KHz ~ 10KHz -1db ( 流行曲が合いそう)
赤色ノズル装着時: 3KHz ~ 10KHz -2db ( 低音が多め)

ということで、主に中高域の特性が変わるようですね。

さて、本体です。1D4BAのイヤホンとしては比較的小柄にまとめているように思えます。マットなブラックでメタリックピンクのロゴが映えますが、好みは分かれそうなデザインではあります。

イヤホンの高さを抑えてはいるものの、横幅は案外あるので注意。個人的な感想ですが、長時間付けていると痛みを感じることも。

ステムはネジ式。取り外しは容易なので気軽に付け替えて遊べます。

音質

試聴環境はiMac(Audirvana)からUSBでSEIUN PHAです。

音はかなり良いと思います。29800円と中華イヤホンという括りの中では高価な部類には入りますが、間違いなくより高価な製品と勝負できる質に纏まっています。

さて、注目すべきはステムによる音質の差異ですが、かなり音が変わりますね。個人的には灰色が最もバランスが取れていて良いと感じます。ハイブリッドイヤホンが出始めた頃にありがちだった、BAドライバとダイナミックドライバがうまく調和せずに妙な分離感が出てくるようなことは、もう全く無くなりました。控えめなダイナミックドライバの出音をベースに、4BAが上から下までキッチリ解像して聴かせてくれるので、何を聴いても大丈夫な万能なイヤホンです。

青、黒ステムは高域の尖りがグッと前に出て来るため、疾走感やパワーのある音を求める時には非常に良い印象を受けますが、ボーカルのサ行の刺さりがどうしても気になります。赤ステムは不良品だったのか、左右で音が違ったので今回は評価せずとします。

色々な曲を聴いてみましたが、苦手分野がないですね。LZ A3同様、謎に三森すずこさんの声と相性が良いのは相変わらずですし、アニソンの中でもバンドリのPoppin’PartyやRoseliaなど、比較的音の良いバンドサウンドの鳴りが非常に良いです。録音の良い音源を鳴らした時のLZ A5の解像感と立体感は本当に素晴らしいものがあります。最近ではMr.Childrenの新曲の”here comes my love”のギターや、寿美菜子さんの新アルバム”emotion”の”Ambitious map”のアウトロのカッティングの小気味よさが素晴らしいです。(emotionは強烈なアルバムなのでぜひ聴いてみてください)あまり録音の良くない音源(AqoursのWATER BLUE NEW WORLDが非常に良い曲なのに音質が残念…)も無理矢理解像して聴かせてくれる感じがあり面白いです。

このような、聴いていて「ウワーそう鳴らしてくるか〜エモいな〜」というポイントが出てくるよくできたイヤホンです。強いて欠点を挙げるならば、やや耳の小さい自分では長時間装着していると軽い痛みが出てくることでしょうか。それほど心配は必要ないとは思いますけどね。

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