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高級感と実用性の絶妙なバランス。LAMY2000を買っちゃいました

2016年2月4日

ドイツの筆記具メーカー、LAMYの4色ボールペン、「LAMY2000」を購入しました。「2000年になっても使えるデザイン」を目標にデザインされたこのLAMY2000。以前からずっと気になっていたのですが、ついに手にしてしまいました。

LAMY2000すごくいいよ

今回購入したLAMY2000は、前述したとおり4色ボールペンのもの。シャープペンや、単色ボールペンのモデルもあります。定価は12000円と、一般的な筆記具としてはかなり高価な部類。

大学生かつ、塾講師アルバイトの身としては、ボールペンは大切な勉強道具であり、また商売道具。色を使い分けることのできる多色ボールペンは、生徒に教えるのにおいて非常に便利です。これまでは、ぺんてるのビクーニャなどを使ってきました。

ただ、デザインの面であまり面白みのあるペンが国内メーカには少ない。どうしても多色ボールペンは軸が太くなってしまい、あまり格好いいものがないのが現実です。高価で「格調高い」ものはあるのですが、普段使いするデザインとは言えず。

その点、飾らないシンプルさに、値段相応の風格を備えた「ちょうどいい」多色ボールペン、それが「LAMY2000」です。

外箱。やや簡素なSafariシリーズとは異なり、大きくはありませんが立派な箱。下手に飾らないのがLAMYらしくていいですね。

中身も至ってシンプル。LAMY2000本体と説明書。説明書も非常に簡素なものです。

トップの写真を再掲。

ペン先から後端に至るまで、綺麗な曲線を描いたデザインは見事。1966年にデザインされ、現代でも通用する秀逸さ。今年で50年ですね。つなぎ目もほとんど分かりません。4色ボールペンとは思えぬ軸の細さ。ヘアライン加工による、木を思わせるような心地よいざらつきが手に馴染みます。手汗で滑りにくいのも個人的には◎。

よく見ると軸中央につなぎ目があり、ここからボールペン芯の交換等が可能。シルバーの先端が外れるように見えますが、ここは単に色が違うのみ。

内部のボールペン芯はLAMY純正の0.7のもの。書き味は重たいもので、悪くはないのですが、書き出しが掠れやすく使い勝手はイマイチ。幸い、「4C規格」の替え芯であれば他社のものが使えるので、三菱鉛筆のジェットストリームや、個人的に好きな、ぺんてるのビクーニャの替え芯がそのまま流用できます。高級なペンでありながら、汎用性のある規格を採用しているのはドイツらしいというか。

普段使い慣れているボールペンと同じ芯が使えるのも、LAMY2000の強みです。

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