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DP-X1を使い始めて一週間経ったので、あえて悪いところを挙げてみる

2016年2月13日

DP-X1を購入してから1週間が経ちました。音の良さもさることながら、能率の高いKL-サンカでさえ、全くホワイトノイズを感じられないのが凄い。電源周りの扱いが上手いのでしょうかね。

音については文句なしですし、好みが分かれる部分ですから、是非とも試聴してみて欲しいですね。さて、今回は、実際に使ってみて初めて分かる、悪いところをいくつか。

 

1. 3.5mmジャックが緩い

3.5mmジャックがやや緩いです。筆者の個体の場合、プラグを回転させるとある場所でかなり緩くなり、簡単に外れてしまいます。意図的に発生させなければ問題はないのですが、これは気になる点。

初期不良かと思い、購入したeイヤホンで確認をお願いするも、「仕様である」との回答。交換対応は受けることはできませんでした。たまたまDP-X1とXDP-100Rの純正ケースの販促キャンペーンに訪れていたONKYOの方に聞いた所、この問題は把握しているそう。余りにも酷い場合には交換対応となる、との回答。

試聴機のXDP-100Rはケーブルの弾性でプラグが抜けるほど状態が悪化しており、これを仕様とするのはいかがなものかと思います。

 

2. ボリュームコントロールに癖がある

ボリュームを回して実際に音量が上下するまでにややラグがあり、気づかず一気に回して音量が上がりすぎることが時々。まぁ、これは慣れなのでユーザが気を付ければ済むので問題ありません。

DP-X1がAndroid端末であるが故の癖があります。

音楽を再生中にボリュームを操作すると、

このような音量表示がなされます。

対して、音楽を再生していない際は、Androidの標準の音量表示が現われます。

通知音が音楽に割り込むのを防ぐため、常にAndroidOS側の音量は0にしています。

この二つの音量を使い分けることができるのは便利なのですが、時々、プレイヤーアプリを開き、音楽再生中にも関わらず、Androidの音量表示が現れ、プレイヤー側の音量調整を受け付けなくなることがあります。

これはアップデートで対策可能であると思いますので、ONKYOさんよろしくお願いします…

 

かなりの良DAPではあるけれど

1週間のうちに2回と少なかったのであまり気にしてはいませんが、曲を送る際、左chに爆音のノイズが発生することがあったり、早送りが止まらなくなったりと、ちょっとしたバグがいくつか見受けられます。前述したボリューム問題と合わせて、アップデートによって解決されたら嬉しいですね。

ただし3.5mmジャックの問題はやや気になる所。対応して頂いたeイヤホンのスタッフさんによると、同様の問い合わせは多いらしいです。勝手に不具合認定することも難しいのでしょうし、大変そうです。

 

と、散々書きましたが、軽快な動作と音の良さですっかり気に入ってしまっているので、可愛い欠点として付き合っていくのもアリかなー、とも思い始めていたり… とにかく、現状市場に出ているDAPの中でも、DP-X1はかなり優秀であると思っているので、是非とも試聴してみてくださいね。

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