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起動しなくなった2010年製ノートパソコンをSSD換装で蘇生してみる

2016年6月14日

先日、親族の家のPCが壊れたと小耳に挟んだので、HDDが逝ったかな?ということで、ubuntuのインストールディスクを携えて急行。案の定BIOSループ。こんな時に簡単にDVDからブートできるLinuxは便利ですね。

ということで、どうせなら高速化をと、SSDに勝手に交換しちゃいました。これがなかなか効果があるようで、手持ちの古いPCを再生するにはとても良い手段でした。

問題の物件

dynabook EX/35LBLK。2010年製の東芝のノートPCで、当時としてはそこそこのデュアルコアCelelonに、4GBRAM。Windows7 Home Premiumが最近までは走っていた模様。

あまりにもデカい。そして熱い。厚い。重い。上に乗ったMacBook Airの方が断然高性能…技術の進歩は凄い。

HDD内のデータは消えてもいいそうなので、サルベージはせず、SSDに換装後、OSのクリーンインストールをしていきます。せっかくなのでWindows10にしてしまいます。

いざ換装

今回使うSSDはこれ。安価なシリコンパワーのもの。

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ドライバ一本であっさりオープン。ネジをなくさないように…

横にスライドさせるとトレイごと外れます。四隅のネジを外すと、HDDが取り出せます。これをSSDに換えて組み直していくワケですね。

スペーサーは両面テープが貼り付け済みなので、すぐにSSDに取り付け可能でした。トレイに四隅を合わせ、ネジで固定。この場合はスペーサーは無くても良かったかもしれません。

向きを確認し、スライドしてSATAに接続。フタも戻しておきます。

SSDへの換装はたったこれだけ。ですが、SSDは全くの空なので、この状態ではWindowsはもちろん起動できません。というわけでインストールに移ります。

Windows10のクリーンインストール

Windowsのインストールディスクなどがあればそれを使えばいいのですが、今回は無いので、他のPCを用いてインストールメディアを作成します。

How to Upgrade to Windows 10 – Microsoft

上のサイトの、

からダウンロードツールを入手、実行。

「他のPC用にインストールメディアを作る」にチェック。

「アーキテクチャ」は、PCに応じて32bitか64bitを選択。分からない場合は両方も選べますが、その場合、6GBを超えるサイズのインストールディスクが作成されるため、DVDでは容量不足となることに注意。

手軽なのはUSBフラッシュドライブでしょうか。

20分ほどで、ダウンロード、検証、メディアの作成が完了します。

インストールメディアをWindows10をクリーンインストールするPCに接続、電源を入れます。PCのメーカにもよりますが、F12、F2、F9キーのいずれかをすぐに押すと、ブートメニューに入れるので、先ほどのメディアを指定して起動してください。その後は画面の指示に従いましょう。

途中でプロダクトキーを入力するよう求められますが、Windows7、8、8.1のプロダクトキーでも10のアクティベーションは可能です。このPCの場合は裏面にプロダクトキーの書かれたシールが貼られていました。

以上。

こんな時代遅れとも言えるスペックのノートPCですが、高速なSSDへの換装、Windows10のクリーンインストールによって、起動時間が20秒を切るという大健闘アプリケーションの起動もかなり速くなり、インターネットの閲覧などの軽作業においてはかなり快適なPCに復活を遂げました。

さすが爆速SSD。このPCももう数年は使ってもらえるかな?

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