どうも。最近はステラのまほうがアツいですね。大学のサークルでデスマーチまがいのことをしているので共感度合いがアツいです。
さて、今回はDAPのレビューです。DAPに求めるものは人ぞれぞれで、「音質至上主義」の人はもちろん、「バッテリー持ち」「UI」「ブランド」など、まぁ色々ありますね。全部揃ってるのが理想ではありますが。
今回提供いただいたxDuoo X3は、「容量至上主義」な方に特にオススメ。手頃な価格とコンパクトボディに、microSDカードスロットを2つ備えます。どうせアンプ挟むからラインアウトしか使わねぇ!という方には特にアツいDAPではないでしょうか?
日本では2万円程度で購入可能ですが、GearBest等中国からの輸入であれば1万円を切る価格で購入することも可能です。
開封
箱はかなり普通。高級感とかそういうものは…ないですね。
箱裏にはスペック等が。DACには、AK240等にも採用されているCS4398を使用。24/192のハイレゾ音源、DSD64の再生に対応している、とありますね。
オープン。内箱は割と雰囲気ありますね。
xDuoo X3が登場。安価なDAPではありますが、パッケージはしっかりとしていますね。
付属品はシンプル。
外観
縦に長いデザイン。ボタン等がある前面はヘアライン加工が施されています。
側面を見ていきましょう。
まずは右側面。ボリュームキー、microSDカードスロットが2つ、リセットボタンが並びます。
左側面にはホールドキー。
上部にはmicroUSB端子。充電、データ通信はここから行えます。ただ、この端子を用いたデータ通信は非常に遅かったので、音楽等をmicroSDへ転送する際は素直に別のカードリーダを使った方が良さそうです。
下部にはイヤホン端子、ラインアウト端子。ラインアウトが独立した端子としてあり、ポタアンと重ねる用途には非常に良いかと思います。
ボタンの配置がかなり謎めいています。適当に決めたのかとも思えるデザインですが、右手で持った際に、電源を除く全てのボタンが親指の射程圏内に入るため、意外なまでに操作性は良いです。
単色の全世代的な画面ですが、視認性は上々。
再生は基本的にフォルダを辿っていく形になります。操作感は軽快ですが、アーティストやアルバムでの検索は当然不可能なので、フォルダでしっかり整理しておかないとかなり厳しいと思います。
このあたりはRockBoxの導入でかなり改善されるでしょう。
ちなみに、ボリュームステップは100段階。
再生画面。かなりシンプル。もちろんアートワークなんて表示できません。脳内アートワークで補ってください。僕にはFantasic Funfairのアートワークが見えます。
嘘です。
サイズ感が伝わりにくいかと思うので、PLENUE 1と並べてみたところ。
iPhone 6sと並べてみたところ。扱いやすい小型なDAPです。ポケットに難なく入るのは良い。
とりあえずMacBookの上に乗せて撮れば大抵カッコよくなると聞きました。
アルミボディが映えますね。
音質傾向
さて、ここからが問題。いくらAK240と同じDACだろうと、1万円程度のX3がどこまで健闘できるのか。
環境はTFZ series 5、またはUE900を直挿し。
感想ですが、一言で言うと「fiio X1やスマホには間違いなく勝っている」ですね。ええ!?全然いいやんけ!
傾向としてはドンシャリ気味。高域がなかなか綺麗に伸びてくれるのはさすがCS4398、ということなのでしょうか。パワーもなかなかあり、意外とパワーを要求してくるTFZ series 5も余裕の鳴りですね。
欠点といえば、やや解像度に欠ける点。高域は前述したように伸びもあり悪くないのですが、中域がちょっとゴチャゴチャしているようにも聞こえます。どうしても自分のPLENUE 1と比べてしまうので、相手が悪すぎる気もしますが。
まとめ
何よりも魅力はこの安さ。GearBestで現在$92。時々セールでもっと安くなることも。
単に小型のDAPとしても、microSDが2枚使用できて、ラインアウトがあることを活かしてアンプと繋げて使用するにも優秀であると思います。