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快適な装着感とXiaomiらしいスッキリサウンド。Xiaomi Bluetoothイヤホンレビュー。

2017年3月13日

通販サイトGearBestより、Xiaomi Bluetoothイヤホンをレビュー用に提供頂いています。Xiaomiイヤホンはこれまで2つ紹介してきましたが、Bluetoothのものは初めてですね。

公式サイトは以下より。

SportEarphone – Xiaomi

販売サイトは以下より。

Xiaomi Wireless Bluetooth 4.1 Music Sport Earbuds – GearBest

開封、外観

これまでのXiaomiイヤホンのものと比べると箱は大きくなっているように思えます。

シンプルでカッコイイ。妙に既視感があると思ったら、シルバーのパーツがMi Band 1Sにそっくりですね。

スペックはこんな感じ。Bluetooth4.1に対応し、AptXにも対応しています。

この手のBluetoothスポーツ向けイヤホンには意外と少ない耳掛けタイプ。この方がランニング中などズレにくくていいんですが(汗でイヤーピースが耳から外れやすくなるのも相まってなかなかのストレス要因)、代わりに装着感がやや窮屈に感じる方もいるのでしょうか。イヤーハンガー部はやや固めの素材。メガネをしていると干渉してしまいます。イヤホンは全体的にサラサラとした手触りで、装着感は良好。

やや見にくいですが+-キーが備わっており、音量の調整はここで可能。

右側前面には充電用のmicroUSB端子が備わっています。Bluetoothイヤホンには、防水のためか充電端子のフタが異様に外しにくいものが多いのですが、今回のXiaomi Bluetoothイヤホンは比較的外しやすいです。
ちなみに、このイヤホンは生活防水となっています。等級等の記載が見当たらないのですが、公式サイトに雨の中走っている写真もありますし結構耐えられそう(?)

Bluetoothイヤホンには珍しく、ケーブルにボタンとマイクが。電源ON/OFF、再生停止などをこのボタンから行えます。かなり小さく軽いリモコンなので、重さでケーブルが引っ張られるということもありません。

ケーブルは非常に細く軽いです。

僕が普段愛用しているNuForce BE6iと並べてみました。イヤーハンガーの存在感が際立ちますが、サイズはあまり変わりませんね。重量はXiaomiの方が軽く感じます。

AptX対応機器であるShanling M1とペアリング。

再生してみると、AptXでの再生を示すAマークが上部に現れました。しっかりAptXにも対応しているようです。

音質、使用感

正直、「AptXに対応している」ことは最近のBluetoothイヤホンでは全く当然のこととなってきており、1000円台の安イヤホンでもAptX対応を誇らしげに謳っていたりします。(大抵残念な音なのですが)
安物のAptXよりも、そこそこのモデルのSBCの方がよっぽどいい音を鳴らすことも良くあります。実際、iPhoneとShanling M1をSBC接続して普段音楽を聴いているのですが、コレがまた十分音が良いんですよね。結局は出る音が全て。

さて、Xiaomi Bluetoothイヤホンの音質ですが、なかなか頑張っています。一聴して感じたのは、「Xiaomiらしさ」。Mi In-Ear Headphones Proや、同HDモデルを聴いた時の「スッキリ感」と同じ物を感じます。中高域の小気味よさ、伸びは心地よいものです。反面、低域に不足を感じることはあるかと思います。
流石に価格でかなり上に位置するNuForce BE6iと比べてしまうと見劣りしますが、価格を考えれば十二分に合格点をあげられると思います。ただ、無難な音作りではないので、好みに合うかという問題はあります。中高域を求めるならば良い選択肢になってくれるハズ。音の歯切れも良く、音のごちゃごちゃしがちなアニソン等もそれなりに上手くこなしてくれます。

Bluetoothイヤホンとしての使用感ですが、イヤーハンガーによるしっかりとした装着感、非常に軽く細く邪魔にならないケーブル(ランニング時に揺れて暴れるケーブルは本当に邪魔)等、先行する製品をしっかり研究して作られている感があります。さらにコンプライ等のフォームタイプのイヤーピースに変えるともっとしっかりとした装着感が得られると思います。

Xiaomi Wireless Bluetooth 4.1 Music Sport Earbuds – GearBest

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