CLEARTEXはカメラ・オーディオ・PCなどガジェットのレビューをメインとしたブログメディアです。

【レビュー】今更ながらSEL55F18Zを買った

2019年4月2日

α7シリーズ買ったら絶対に抑えておきたいこのレンズ!的に紹介されるSEL55F18Zを今更買いました。このレンズがイマイチ寄れないこと以外完璧なのは重々承知なのですが、なんだか天邪鬼というか、みんな持ってるしわざわざ買わなくていいかな…とか思ってました。まあ買っちゃったんですけどね。結論としてはこれは買った方がいいです。せっかくEマウントだもん!ツァイス使おうぜ!

神レンズらしいですよ

SEL55F18Zは神レンズ!なんて陳腐な表現で言われているのをよく見かけますが、個人的には、某所で見かけた「SEL55F18Zはガンダムにおけるビームサーベル」という謎の表現に惹かれてしまいました。必要不可欠、常に持ち歩ける、得意な距離では強力無比、ってことが言いたいのでしょうか?まさにそうですね。

割と安い、かっこいい

新品が7〜8万円台で手に入り、定期的に1万円キャッシュバックキャンペーンの対象にもなるため、ツァイスレンズとしては安価に手に入ります。

金属製で、手に収まるコンパクトなボディからは高級感を感じます。300gを切る軽量レンズなので、最近はもっぱらこれをα7IIに付けっ放しにしています。α7IIと組み合わせた時のサイズ感がちょうどよく、かなりカッコイイです。

フィルターはもちろんEXUSです。とりあえず家にあった安フィルター付けてたら逆光で大惨事になりました。大変。

解像がすごい、色乗りがいい

さすが単焦点レンズ。バッキバキに解像します。

これはF2.8。とにかく猛烈な解像感です。細かいところまでキッチリ写し取ってくれます。

ツァイスレンズらしく色鮮やかに写ります。適当に撮っただけでなんだかそれっぽく写ります。悪い奴ですね。

ボケも綺麗。前ボケも生かしやすいです。

適当に作例

欲しいところにパッとAFが合うので、ストリートスナップもサクサク撮れて楽しいです。

色が本当に鮮やかに乗ります。

モノのディティールがくっきりはっきり写るので。白黒で現像するのもまた楽しい。

これは失敗例。ピントが変なところに合ってます。最短撮影距離が50cmと寄れないため、テーブルフォトがキツいです。身体を仰け反らせてギリギリ食べ物にピント合うかな?というくらい。その結果、こんな事になります。弱点はこれくらいでしょうか。

適当にバシバシ撮るのが楽しい。このレンズだけ持ってカメラ片手に散歩するのめちゃくちゃ楽しいですよ。

硬く無機質な質感がよく出てます。いやーたのしい。

とりあえず持っていて損はないレンズです

このレンズ超楽しいです。55mmの使い勝手のいい標準単焦点として、最初に買う一本にもいいと思います。小型軽量で明るく、ボケも生かしやすい、開放からシャープ。普段どんどん持ち出してスナップを撮ろう、という気持ちにさせてくれます。このレンズを買うまでは普段付けっ放しのレンズとして、オールドレンズのIndustar61 L/Z 50mm/F2.8を使用していたのですが、やはりパッと気楽に撮れるAFはいいですね。当たり前だけど。これとSEL24105Gの2本体制でしばらく使ってみようと思います。

モバイルバージョンを終了