先日購入したThinkCentre M75q-1 Tinyにリモートデスクトップで接続するため、Windows 10 Proが必要となりました。最安構成でM75q-1を購入した場合、OSはWindows 10 Homeとなるため、Pro独自の機能である「リモートデスクトップ」「Hyper-V」「Windowsアップデートの実施タイミング変更」などができないため、これらの機能が必要な場合は別途ライセンスを購入する必要があります。
Windows 10 HomeからProへのアップグレードライセンスは10000円以上とそこそこ高価ですが、一部のサイトで安価に購入が可能。以前「psngames」というサイトでWindowsのライセンスが非常に安く購入できると話題になり、筆者も当時試しに購入していますが、2年以上経った今でも問題なく利用できています。
psngamesは無くなってしまったようですが、「consogame」というストアになったとか。(consogameに問い合わせてみたら、psngamesとは一切関係ないよ、と言われてしまいましたが)こちらでもWindowsライセンスを非常に安価に購入可能と知り、試してみました。利用は自己責任で。
consogameの使い方
consogameはゲームのライセンスを主に販売している、いわゆる鍵屋です。ページ右上の「SOFTWARE」をクリックすることでWindowsやOfficeの販売ページへ。
アカウント作成
購入にはconsogameのアカウントが必要。
アカウント作成はページ右上から。
「Don’t have an account? Sign Up」をクリック。
フォームを埋めて完了です。
Windows 10 Proライセンスの買い方
consogameではWindows 10 ProライセンスをOEMのRetailの2種類扱っています。リンクは以下。
価格は時々変動するようですが、OEMは689円、Retailは1490円となっており、どちらの場合もマイクロソフト公式から購入するより段違いに安価です。複数のPC間でライセンスを入れ替えるなどするのであればRetailが良いですが、HomeからのアップグレードであればOEMでOKです。もちろんOEMライセンスはクリーンインストールでも使えます。
OEMにチェックを入れて「ADD TO CART」をクリック。
今回は他に買うものもないのでCHECKOUTをクリック。Officeのライセンスなども異様に安いのでチェックしてみるといいかもしれません。
カートに進むと上のようなポップアップが出てきます。「OEMでいいの?801円足せばRetailだよ?」的な内容ですが、OEMで良いので下のボタンをクリックします。
規約を読んでチェック。正式なライセンスだよ!問題があれば返金する、生涯保証!的なことが書いてありますが、前身(?)のpsngamesがあっさり消えたことを考えると生涯保証は眉唾モノ。ただ、psngamesで購入したライセンスが使えなくなったなどの話は特に聞かないので、consogameも恐らくまともなライセンスを扱っていると思います。価格がまともじゃないけど。
支払い方法の選択です。クレジットカード以外の支払い方法も使えます。
が、クレジットカード会社以外日本では馴染みが無さすぎる。psngamesではPayPalが使えた気がするんですが。
クレジットカード決済はなんとなく憚られますが、PayOpという外部サイトでの決済となるようなので、ここは任せてみることに。支払い方法を決定したら「PLACE ORDER」をクリック。PayOpに移動するので、カード情報を入力します。KYASHは使えませんでした。デビットカード系は使えないようなので、Vプリカ等のプリペイドカードで購入を考えている場合は注意が必要です。
「PLACE ORDER」クリック時、ログイン画面が表示された場合は、先ほど作成したアカウントでログインしてください。
プロダクトキーの確認方法
ログインしている状態で右上の人型のアイコンから、「MY ORDERS」をクリック。
自分の注文一覧が表示されます。該当する注文の「VIEW DETAILS」をクリック。
「SHOW ACTIVATION GUIDE」をクリック。
表示されるポップアップの「NEXT」を一度クリックすると、プロダクトキーが表示されます。メール等では送られないようなので、consogameがいつか無くなっても困らないようにメモしておくといいかもしれません。
あとはクリーンインストールでもHomeからのアップデートにも使えます。
Windows 10 HomeからProへのアップデートの注意点
簡単な手順と注意点を書いておきます。
設定を開き、「更新とセキュリティ」をクリック。
「ライセンス認証」「プロダクト キーの変更」をクリック。実際の作業時のスクリーンショットを撮り忘れたので、画面では既にProになっていますが、Homeでも変わらないはず。
プロダクトキーの入力を求められます。ポイントは、ここで先ほど購入したプロダクトキーを入力しないこと。入力してもエラーになります。これはライセンスが不正だから起きるものではないようですが、詳しいことは不明。誰か教えて。
Windows 10 Proのデフォルトキー「VK7JG-NPHTM-C97JM-9MPGT-3V66T」を入力。「次へ」をクリックしてもうまくいかない場合は、LANケーブルを抜く、WiFiを切るなどしてPCのインターネット接続を切って下さい。自分はこれでうまく行きました。
Proへの更新作業が行われ、PCが再起動します。その後、再度設定を開き、「プロダクト キーの変更」から先ほど購入したプロダクトキーを入力して認証して下さい。問題なくライセンス認証が通るはずです。
もしどうしても認証が通らないなど問題があった場合はconsogameのページ右下からチャットが可能。別件で一度利用しましたが、レスポンスも早く対応は良かったです。
まとめ
consogameはpsngamesとは関係ないと言っていますが、サイトの感じも売っているモノもそっくり。psngamesを利用したことがある方なら分かりやすいと思います。購入したライセンスも特に問題なく利用できています。これだけ安いと手軽にProにできていいですね。
そもそも、今のWindows 10はライセンス認証しなくてもほぼ全ての機能が制限なく使えるという噂。Windowsアップデートもできるみたいですね。壁紙の変更だけできないらしいですが。