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【ポタフェス2016】EchoBox Explorerがカッコよかった

【ポタフェス2016】EchoBox Explorerがカッコよかった

2016年8月7日

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これ、DAPですよ。

ボディに木を用いたスキットルボトルのようなDAP、「EchoBox Explorer」の試作機が先日のポタフェスで展示されていたので紹介。

詳細についてはEchoBoxのページをどうぞ。

Echobox – Explorer

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外観

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素材は数種類あり、ほとんどは木材なのですが、こちらは竹。個人的なお気に入り。滑りやすそうですが、特にそのようなこともなく。適度な重みと上下のメタルパーツとの組み合わせで、非常に高級感があります。

スキットルボトルのキャップに当たる部分を回すことでボリューム操作、押し込むことで画面のオンオフが可能。やや硬めのスイッチで、押し心地は心地よいものでした。

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底部にはmicroSDカードスロットが。本体ROMは64GBと決して多くはないので、拡張は必須でしょう。スピーカーのように見える穴ですが、これは放熱用だとのこと。

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表面にはタッチディスプレイ。中身はほぼ素のAndroidといったところ。UI部分のデザインを見る限り、おそらくAndroid4.x系統でしょう。やや古いバージョンですが、アップデートはあるのでしょうか?

動作の機敏さは必要十分といったところ。ゲームなど重い処理は辛いでしょうが、あくまでもDAPなので割り切りが必要です。(余裕でゲームができるDP-X1がおかしいだけ)また、Google Playはありません。apkからの直接のアプリインストールは可能です。

プレイヤーアプリは独自のもの。シンプルで使いやすいもので、文字化けや中華フォントなどは見られませんでした。

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音質はやや柔らかいもの。聴きやすい音に仕上げてあります。が、感度の高いイヤホンではホワイトノイズが多少感じられます。

オリジナルのプレイヤーアプリには所々挙動の怪しい点が見られました。例えば、選択した曲と別の曲が再生されてしまったり。まだ製品版ではないので、ここはしっかり直してきてほしい。

Androidである利点を生かし、他のプレイヤーアプリももちろん使用可能です。定額制ストリーミング配信の類なども使えるとのこと。

気になる技適も取得予定。

一風変わった存在ながら必要なところはしっかり抑えてきているExplorer。木という加工の難しいであろう素材を用いながらも、ビルドクオリティは非常に高いと感じました。触って眺めているだけでも所有欲を満たしてくれそうなDAPです。

価格は5万円程度で、日本では8月後半の発売を予定しているとのこと。安い、安すぎる。

現在、EchoBox公式ページからプレオーダーを受け付け中。円高の今なら、国内での正式販売より安く購入できそうです。

Explorer (Pre-Order)echobox-audio.myshopify.com