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ハイブリッドイヤホン最安?Xiaomi「Mi In-Ear Headphones Pro」レビュー。

ハイブリッドイヤホン最安?Xiaomi「Mi In-Ear Headphones Pro」レビュー。

2016年8月15日

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通販サイトGearBest様より、レビュー用にXiaomi「Mi In-Ear Headphones Pro」を頂いています。

Xiaomiのイヤホンは、Pistonシリーズが安価かつ音も良いと(偽物が多数流通するほど)有名。今回紹介するMi In-Ear Headphones Proはハイブリッドであり、GearBestでセール時$16.49で購入できるこれまた安価なイヤホン。

以前にも安価なハイブリッドイヤホンとして、SENFER UEsやMAGAOSI MGS-M1を紹介してきましたが、今回紹介するのは更に安価な、まさかの「実売1000円台」。ついにここまで来ました。部品単価の高いバランスドアーマチュアドライバを用いつつ、何故ここまで値段を下げられるのかは正直謎です

安価ながらも、しっかりハイブリッドイヤホンの魅力は感じられるイヤホンです。

Xiaomi公式は以下より。

Mi In-Ear Headphones Pro – Xiaomi

GearBest販売ページは以下より。

Mi In-Ear Headphones Pro – GearBest

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開封、外観

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箱が潰れてる?まぁ、気にしない気にしない。国際通販ではよくあることです。中身が無事ならいいのです。

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安価ながらハイレゾ対応を謳っており、ハイレゾロゴが側面に。

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裏側には簡単なスペック。32Ωと、ややインピーダンスは高め。

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本体は安価さを感じさせない、Xiaomiらしい素晴らしい出来。形状は少し前のSONYなどにあったような良くあるデザイン。

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付属品はイヤーピースのみ。本体に初めから装着されていたものを含め、4サイズが付属します。装着感は悪くないものの、やや薄っぺらいので、他社製のものに付け替えるのも良いかもしれません。

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プラグ部はヘアライン加工された金属製。ちなみに接続しているのは同XiaomiのRedmi Note 3 Pro。

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リモコンはしっかり3ボタンタイプ。が、iPhoneでは中央ボタンによる再生/一時停止のみ使用可能。これは仕方ないか。Androidでは上下ボタンによるボリューム調整が可能です。

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分岐部にはMiロゴ。分岐部より上は一般的なケーブルですが、下は布巻ケーブル。布巻は絡みにくいのでグッド。ケーブルスライダーはありません。

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とにかくやたらと良くできています。流石Xiaomi。

音質傾向

環境は、あえてスマートフォンXiaomi Redmi Note 3 Proに直挿し。時々PLENUE 1。

箱出しすぐの音はイマイチです。中域が引っ込んでしまっており、バランスが悪い。とりあえず30時間ほど鳴らしておいた所、かなりバランスは改善したように思えました。ここまで露骨にエージングで変化するイヤホンは久々です。普段は僕はエージングは気にしない派なのですが。

さて、本題の音です。まず、「安価なハイブリッドにも関わらず高域が刺さらない」のは素晴らしいです。安価なハイブリッド機はバランスドアーマチュアドライバの支配度が高く、「何もそこまで鳴らさなくても」と思うほど高域を攻めるものも多いです。
かつ、中高域の解像度はこの価格にしては上出来(BA使ってるもんね。)。良くできていると思います。音場も広い。
反面やや気になるのは、低域の緩さ。ブーミーではないものの、もっと締まりが欲しかった。また、遮音性はやや低く感じます。

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ちなみに、Xiaomiスマートフォンには、専用イコライザ設定も。低域を強調したドンシャリ設定となっています。緩めの低域にはやや改善が見られたのは嬉しいところ。

まとめ

小綺麗なデザイン、ビルドクオリティの高さは流石Xiaomiといったところ。(厳密にはXiaomiイヤホンを製造するのは1MOREです。国内で展開も始まりましたね)

音についても十分に合格点をあげていいと思います。やや落ち着いたサウンドは万人受けするでしょう。オススメ。

国内Amazonでも一部業者が販売していますが、割高なので、GearBestでの購入をオススメします。

Mi In-Ear Headphones Pro – GearBest

ホントXiaomi、何作らせても強いですね。