こっちが裏。
GearBest様より「YotaPhone2」をレビュー用に頂いています。
なんで今更YotaPhone2?とも思いましたが、2014年冬の発売からしばらくの間強気な価格を保ってきたYotaPhone2が、現在$150で購入できる状態ということで、変態端末好きな諸兄にはグッドなタイミングってワケですね。
今回は開封と簡単なレビューです。
スペック等
まずは簡単なスペックから。
SoC | SnapDragon800 |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
画面サイズ、解像度 | 5インチフルHD+背面E-inkディスプレイ |
カメラ | 8MP |
主要なスペックを見ると、流石2014年当時のハイエンドといったところで、現在でも大きく見劣りはしないもの。
何よりも裏面にE-inkディスプレイを搭載することが特徴です。
Antutuベンチマークスコアはこの通り。3Dスコアがそこそこ出ているので、デレステ等の3Dゲームでも意外と余裕はあります。
開封、外観
箱は大きめですね。iPhoneなどのものより一回り以上大きい。
「Yota」には一体どんな意味が…?
箱はこのように開きます。左右のボックス部にアクセサリ類が格納されています。
付属アクセサリ。ACアダプタは日本では使えないタイプでした。
イヤホンは非常に独特の形状。面白いのですが、装着感は最悪。あくまでもオマケ程度に考えましょう。
一応二段タイプのイヤーピースも付属しますが、こちらも装着感はお世辞にも褒められたモノではありません。音そのものは意外と悪くないのですが。
さて、YotaPhone2本体を見ていきます。全体的に丸みを帯び、かつ触っていて段差などをほとんど感じないため、手から滑ってしまいそうになります。手触りがやたらとグッド。スベスベ。
製品としての完成度はとても高いのでは。
裏返すと噂のE-inkディスプレイ。いわゆる電子ペーパーですね。なにやら表示がありますが、「裏返して設定を進めろ」みたいな意味でしょうか。
ちなみに起動画面のアニメーションがやたらとカッコイイです。
初回設定ではアッサリ日本語が選べます。
初期設定を済ませると、ちょっと懐かしいUIが現れました。
それもそのはず。プリインストールされているAndroidバージョンは4.4.3でした。現在アップデートで5.0まで配信されているようですが、アップデートが見つからない。「まさかGearBestさんよ、こんなマニアックな端末にまでカスタムROMを…?」とも思いましたが、どうやらそうでもない模様。疑ってゴメンナサイ。
上の画像を見て頂くと、「モデル番号:YD206」となっているのが分かると思います。実はYD206は中国モデルであり、Band1、Band3のLTEを掴む仕様となっています。(つまりdocomo、SoftBankなどの国内キャリアのLTEを掴めますね、技適ねーけど)
どうやらYD206にはAndroid5.0アップデートは配信されていない模様。無理矢理書き換えると、欧州向けのYD201になってしまうらしいです。なんだそりゃ。
LTEバンドの話のついでに。
SIMスロットがボリュームキーの奥という変態仕様。nanoSIMが1枚入ります。試しにdocomoのSIMを挿したらアッサリLTEを掴みました。技適ねーけど。
E-inkは消費電力の少なさが魅力。5日もバッテリーが持続するらしい。
背面ディスプレイはAndroidではない独自のOSで動いている模様。電話やメッセージ、メールの確認等もできます。動作も意外や意外、なかなかキビキビとしたもの。
背面ディスプレイの表示に関しては、Android側の専用アプリから自在にカスタマイズ可能。お気に入りの画像を表示させておくこともできます。
詳しくは後日別記事にまとめようと思います。
もちろん、背面でAndoroidを使用することも可能。ホームボタンを長押しすると、見慣れたGoogle Now以外に2つのボタンが現れます。左側の四角に斜めに切られたようなボタンを押すと、
電子ペーパーなAndroidに。(写真を撮った日が違ったので前の画像とアイコン配置変わっちゃってます)
もちろんアプリも使えます。動画も見れます。電子ペーパーでYouTubeはなかなか感動的。
以上、簡単なレビューになります。電子ペーパーの活用や、前述したアップデート問題については、後日別記事を公開したいと思います。
YotaPhone2は現在GearBestにて$157で販売中。