選ばれたのはThinkPadでした。
これまで自宅にそこそこハイパワーなWindowsデスクトップ、モバイルにMacBook Air 11インチ(Early 2015)の二台体勢でコードを書いたりUnityで遊んだり論理合成したりしていたのですが、MBAの性能の低さが気になり始めていました。
RAM8GBでは十分ではないこと、元々のCPUがいくらCore i5といえど非力なものであること、Eclipse等のIDEでは低解像度がかなり目にクることなど、愛着ではカバーできない場面が多くなってきました。MBAでVIVADOを走らせるぼくサイドにも問題がある
そこで、16GB以上のRAMを載せられて、US配列が選べて、もう少しクロックの高いCore i5、ないしCore i7を搭載したノートPCを探すことに。予算は頑張って20万。安い方がもちろん嬉しい。
MacBook Proを買おうかと思ったが
そんなとき現れた新MacBook Pro。確かに薄く格好良い。さらに今なら分割支払い金利0円という、学生にも(やや)優しいタイミング。
しかし、Proの名を冠するにはあまりにも貧相な薄っぺらなキーボード、変換コネクタ無しには何も出来ないくせに数だけは多いType-Cコネクタ、今更まだDDR3メモリの3点がどうしても許せず。
ユーザがマシンに合わせなければならないのはおかしい。
タイピングの際に手元を見ることなんてないのに、あんな場所に付いているTouch Bar。アレのDJデモの際にため息をついた人は多いのではないでしょうか。あんなのiPadでやればいいじゃないか。
開発用にこれまでProを買ってきたエンジニアも多いと思うのですが、そのようなユーザが見えていないのでしょうか。
MacBook Proはもう、お金持ちの道楽のためのマシンになってしまったのかもしれません。
今更旧MBPを買おうとも思いませんし。ぼくがおかねもちのつよいエンジニアになったときは特盛MBPを買ってやる。
ThinkPadが俺を呼んでいる
そんなときタイミング良くホッテントリ入りしたこの記事。ぼくはGentooインストールバトルの予定はありませんが
MacBook Proを捨ててThinkpad T460sを買ってgentooを入れた – joker1007の日記
ThinkPad T460sというマシンは今まで知らなかった、というか最近のThinkPadについてほとんど知らなかったのですが、コレがかなり魅力的でした。てかMBPのダメな所を大体潰してる感じ。
- 1.36KgとMBPとほぼ変わらない重量ながら14インチFHD、WQHDが選択可能
- 高速なPCIe NVme SSDが選べる
- キーボードは安心のThinkPadクオリティ、US配列も選べる
- USB、HDMI、miniDPまで付いてる
- RAMはDDR4で24GBまで盛れる
- 内部にアクセス可能、RAMもSSDも換装可能
- 安い
- 何気に組み立てが日本
- ThinkPadはダサいと思ってたけど薄くて意外と…?
気になったら公式サイトを見てみてください。
Lenovoはセキュリティが…などとも言われていますが、僕はこの際Lenovoを信じることにしました。
1日悩んで構成を考え、購入したのが以下になります。
WQHDは魅力的でしたが、14インチという狭い画面では扱いにくいだろうと思い、FHDにしています。メモリは20GB DDR4、US配列キーボード、256GB PCIe-NVMe SSD。
価格は右上に205,200円となっていますが、割引キャンペーン、さらに学生優待もあり、実際には114,912円でした。もはや元値とはなんなのか分からないことになりました。もっとモリモリにして買っても良かったのですが、あくまでもサブマシンなので十分でしょう。
最短お届け日は12/12ということで、およそ2週間ですね。組み立ては米沢で行われるとのこと。
久しぶりにThinkPadについて調べましたが、X1 CarbonやX260など、優秀なモバイルノートが多く存在するのは相変わらずですね。正直Lenovo ThinkPadになってからイマイチなイメージもあったのですが、それをT460sが払拭してくれるのを期待しています。
お金のない大学生には嬉しいですね、ホント。早くT460sで論理合成したい。