final E2000

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お久しぶりです。CLEARTEX、生きてますよ。妙に忙しかっただけです。

さて、写真は最近話題のイヤホン「final E2000」です。以前試聴した時非常に好印象だったので、発売前日に勢いでヨドバシでE2000、E3000の両方を購入していまいました。両方合わせても一万円切るのが悪い。俺は悪くない。今回はそのうち、弟にあたるE2000のレビューです。

発売日から1ヶ月ほど使っていますが、まぁこれだけ話題になるのも分かる非常によくできたイヤホンです。アンダー一万円のイヤホンというのはオーディオファンからしたら「ほぼ無料」とも言えるような価格帯であり、「わざわざ買わない」「特に期待もしていない」ような存在であったのですが、2016年、SATOREX Tubomi、Intime SORA、茶楽音人 Co-Donguri 雫など、五千円近辺でかなりの実力派が現れ始めました。中華イヤホンでも、TFZ series 5など、安価で均整の取れた音を出してくれるダイナミック機が多く現れ、高級BA政権を脅かしつつあります。(そんな気がしてる)

このfinal E2000/E3000もシングルダイナミックドライバのシンプルな構成であり、価格は五千円近辺です。一時期ローエンド機にシングルBAを載せる風潮がありましたが、大抵スッカスカな音で聴けたものではありませんでした。ダイナミック再評価の流れが来ているのは個人的にも嬉しいです。

公式サイトは以下より。

final E2000 – final

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開封、付属品

実売4000円程度のイヤホンということもあり、普通の箱です。デザインは御洒落ですね。さすがfinalです。

先に付属品から行きましょう。Eタイプのイヤーピースが付属しています。これ、単体で購入すると840円するんですよね。

Eタイプイヤーピースは「スウィングフィット機構」を備えており、耳道に沿って曲がるようになっています。SpinFitと似た機構ですね。中央部に筋が入って柔らかくなっており、耳奥まですんなり入ります。E2000本体のコンパクトさも相まって、かなり奥まで入ります。イメージとしてはER-4シリーズが近いです。

ポーチとイヤーフックも付属します。ポーチには特にロゴなど入っていないのが寂しい。イヤーフックは単体で購入すると980円もします。4000円強のイヤホンなのに、付属品だけで2000円弱というのはお得感がありますね。

イヤーフックは一般的なものと比べると細く、短いです。僕は他のイヤホンで使っていますが、今まで使ってきたイヤーフックの中で装着感はもっとも良いです。ケーブルから外れにくいのもGOOD。E2000本体に行くまでにだいぶお腹いっぱいになってきましたね。

本体外観

アルミ削り出しの筐体、ケーブルともにマットなブラックでとても落ち着いた外観をしています。老若男女誰が付けていても違和感のない良いデザインですね。

イヤーピースを外すと、非常に目の細かいフィルターが見えます。

外側もフィルターのような見た目をしています。多少はベントの役目もしているのでしょうが、特に音漏れや遮音性が低いといったことはありません。

プラグはL字。ケーブルは細く柔らかく、癖も付きにくい扱いやすいものですが、正直やや安っぽさを感じるのは残念なところ。でも安いので許せます。リケーブルしたければFシリーズを買えということか。でも非常に完成度の高いE2000/E3000を、多少価格は上がってもリケーブルしたいユーザは多いと思います。finalさん見てますか??

音質傾向

音質は同価格帯最強クラスで間違いないと思います。とりあえず試聴なしでネットで買ってもほとんどの人が満足するのでは。そりゃ耳奥までしっかり入るシングルダイナミック機が音悪いわけないじゃん(適当)
なんだかとてもズルいんですよ。高級イヤホンの売り文句として、「全帯域で限りなくフラット」とか、「原音再生」とかあるじゃないですか。E2000はその真逆を行ってるんですよ。「別にフラットでも原音に忠実にでもないけど、結局こういう音が好きなんだろ?俺は知ってる」とユーザの本質を付いてくるような。音作りそのものは特にどの帯域も持ち上がっておらず、フラットに近いのですが、高域に妙な癖があるんですよね。個人的には「わずかに伸びきらない高域」と呼んでいるのですが、これがクセになるというか。スッキリ高域が伸びて行くのではなく、一瞬の溜めが生まれる感じが生々しい音を生んでいるのでしょう。ただ気持ちよく高域が抜けて行く他のイヤホンにない魅力がE2000にはあります。

もっと高価なイヤホンと比べたらいい音ではないかもしれません。でも好きな音のはずです。そういう製品です。とんでもないものが出てきたのかもしれません。そもそもいい音ってなんなんだ。

まとめ

「5000円にしてはいいイヤホン」という括りで見るべきではないのでは。
finalさんにはぜひこのEシリーズのコンセプトで、価格を気にせずより拘ったモデルを展開して欲しいです。

もうそれくらいしか特に言うことはないです。とりあえず買うなり、店頭に行くなりして聞いてみてください。

final E2000 FI-E2DAL

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