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ケーブル一体型のコンパクトDAC、CyberDrive 「AURA DAC」レビュー

ケーブル一体型のコンパクトDAC、CyberDrive 「AURA DAC」レビュー

2016年6月5日

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もう6月。それなりに暑くなってきました。これからさらに暑くなるんだからホント埼玉には勘弁して頂きたい。辛いのなんって。

やたらと発熱するDAPを持ち歩くには辛い時期。もうちょっとシンプルな構成を目指し、またAmazonで半額キャンペーンが行われていることもあり、Seiun PlayerでもおなじみのCyberDriveの小型DAC、「AURA」を購入してみました。公式は以下より。

Clarity Aura | Cyberdrive

AURAは小型軽量安価なUSB DACでありながら、192KHz/24bitのハイレゾ音源、またDSD256の再生に対応。USB OTGに対応しているので、Android端末に挿すだけで使用が可能。iOS端末でもカメラアダプタを介することで使用が可能です。もちろんWindows、OSXでの使用も可能です。

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開封、外観

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小さな箱です。裏には、言いたいことは分かるが微妙におかしい気もする謎のグラフ。

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本体もかなり小さく、シンプルにmicroUSBオス、イヤホンジャック、音量ボタンのみ。給電は接続先から行われるので本体にバッテリーや電源ボタンはありません。

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裏にはCyberDriveのロゴ。筐体はなんでもないプラスチックなので、ややチープではありますが、もともと安いのでそのあたりは許容範囲かと。ただ、そのお陰で非常に軽いです。ポータブルのあるべき姿かもしれません。

早速Redmi Note3 Proに接続。プレイヤーとしてHF Playerをインストールしています。

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接続すると「USBデバイスの使用を許可するか?」と聞いてくるこのようなポップアップが出現。OKを押すと使用可能になります。Redmi Noteの場合、デフォルトの音楽アプリ使用時はこのようなポップアップは出ずに使用可能でした。Androidのバージョンや機器によってこのあたりの挙動は変わってくるでしょう。

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特に何も設定なしで音が出ました。操作が簡単でいいですね。頭出しや一時停止など、再生に関する操作もAURA側で出来ればもっと良かった。ちなみにボリューム操作はスマートフォン側の音量調整とは独立したものとなります。非常に細かく調整ができるのでここはグッド。

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MacBook Airでもドライバなしで簡単に使えました。AURAの本体側コネクタはmicroUSBですが、上の写真のようなUSB Aに変換するアダプタが付属するので、PCでも手軽に使えます。色味がとてもMacBookに似ており、雰囲気もバッチリ。

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接続時にはこのように青色のLEDが点灯しますが、暗く、明るい屋外での視認は困難。無くてもいい気がする。ハイレゾロゴの向きがそっちなら、向かって上のボタンを音量+にしてほしい気もする。

で、肝心の音ですね。

先に悪いところを挙げてしまうと、「ホワイトノイズがちょいと多い」ってところですね。とはいえ、これは僕自身がDP-X1という非常にノイズの少ないDAPを使っていたから、特に強くホワイトノイズを感じる、ということもあるかと思います。マルチBAなどの感度の高いイヤホンでは気になりますが、一般的なダイナミックイヤホンではあまり気になりませんでした。

それを差し引いても、音はなかなか。やや低域が薄いとは感じるものの、中高域のクオリティについては、「この低価格でよくここまで仕上げたな」というところ。もちろん、高価なDACやDAPと正面から戦って勝てるような素晴らしい音かというと、さすがにそんなことはありません。ですが、AndroidやPCへの直挿しとは明らかに音が違うことがわかる、DAC入門や、出先でノートPCに繋いで手軽に使うDACとして、効果が分かりやすいいい製品であると思います。

そして、なによりもお値段が魅力。Amazonで6400円。のところ、半額で3200円。CDアルバム一枚分で買えてしまう安さ。

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やっすい。