やっぱりiPhoneしか使えなかった人間のiPhone XRレビュー。

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コイツは前の記事でHUAWEI P20 Proを買ったのに何を言っているんだと思われそうなのでまず釈明すると、2、3年に一回訪れる「ちょっとAndroidスマホ買ってみるか」という謎の気持ちに流され、カメラ目当てでHUAWEI P20 Proを買ったはいいものの、妙な癖の強さに辟易して挙句iPhone XRを買ったらハッピーだった、ただそれだけのお話です。

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事の顛末

以下、ただの文句のパートになりますので、レビューが読みたい方は適当に流していただけると幸い。

身の回りをApple製品で固めているタイプの人間がメインのスマートフォンをAndroidにすることはちょっと無理がありました。P20 Proに数カ所不満があることは前の記事に書いていた通りなのですが、これを日々の生活で感じるたびに「iPhone XSとかXRならこの不満は感じなかったはずなのにな」と考えてしまうのが非常に精神衛生上悪い。

特にキツイのはAppleWatchが使えないこと。これは当然なのですが、使っているAppleWatchがseries2であることもあり、「そろそろ替え時だし、Android対応のいい感じのスマートウォッチに乗り換えちゃお!w」ってノリでいたわけですが、残念ながらAndoid対応のいい感じのスマートウォッチは存在しないのです。AppleWatchの地味ながら便利機能である決済機能が使えるスマートウォッチはWena Wristくらいしかありません。しかしSuicaに対応していない上に肝心の通知が不安定とのレビューが多く、もはや着ける意味が謎なので論外です。じゃあ決済は仕方ないから諦めて、AppleWatchより優れたヘルスケア測定機能を持っていそうなFitbitにしてみよう!Fitbit VersaとかAppleWatchライクな見た目でカッコいいし!と思って調べてみると、HUAWEI特有のBluetooth周りの不安定さが仇となってか、非常に相性が悪いというレビューがちらほら。

毎日P20 Proを快適に使うために設定やアプリ類を見直してみたり、うまく使えそうでデザインもいい感じのスマートウォッチを探したりしていたのですが、ある日の夜、「あ、これ時間の無駄だな」と気づいてしまい、即手元のP20 Proを初期化し箱に戻してフリマアプリで出品してしまいました。謎の行動力を発揮。10分と経たずに売れたのですごいですね。そのまま流れるようにiPhone XRを予約し、組み合わせ加点が発生しました。

結局、iPhoneとiPad Proを持ち歩き、腕にAppleWatch、耳にAirPods、家にはiMac、そしてこの記事はMacBook Proで打っているような人間がAndroidをメイン端末にするのは無理があったという事です。AndroidのOS自体はかなり良いと思います。AppleWatch等とのシナジーを重視しないユーザーであれば、もはやiPhoneよりAndroidの方がいいんじゃないかな、と思わせるものは確かにありました。

ということで予約したイエローのiPhone XRですが、予約開始から数日後に予約したこともあり、配送で届くのは発売から一週間後となっていました。当然のように待てないので発売日の夜にAppleStore新宿へ向かったところ、「在庫はありますが、18時半で購入受付は終了しました」と告げられあえなく門前払い。翌日無事ゲット。会計待ちの列に並ぶのは嫌なので、あらかじめネットで購入を済ませてAppleStoreで受け取るのが楽ですね。

購入したのはiPhone XR 128GBのイエロー!僕にとっては5代目のiPhoneです。この際iPhone XSでもよかったのですが、イエローの魅力には抗えませんでした。ちなみに2番目に気に入ったのはホワイトのXR。XSと比べてパキッとした白色で、初めて買ったiPhone4sのホワイトを思い出します。でもイエロー。夏川椎菜さんは特に関係ないってことにしてる。XRって何気にTrySailカラーが揃ってますね。

レビュー

外見

自分以外にXR使っている人をまだ見かけたことがないですし、正直売れていない感は否めないXRですが、やはり話題性のあるApple製品ということもあってかSNSや各種メディアなどで写真を見かけることは多いと思います。
が、なかなか写真写りによって印象が変わってくるため、ぜひ実機を見て欲しいです。背面のガラス仕上げのカラフルなボディはどのカラーも非常に良い仕上がりですが、アルミ製の側面の仕上げはカラーによってはチープな印象があります。イエローは側面がつや消しゴールドカラーとなっており、なかなかいい感じです。

液晶を採用したことにより、iPhone XSよりベゼルが太くなっています。XSの実機と比べるとそこまで差はないのですが、単体でXRを見ていると少し野暮ったさも否めません。ここにケースを着けると、ディスプレイの横幅に対してケース込みのボディの横幅が大きく、スマートさに欠けます。XSのステンレスと比べ傷付きにくいアルミニウムが使用されていることもありますし、ケースなしでの使用がいい感じです。せっかくのイエローもよく見えますしね。割れたら修理すればいいんです。その為のAppleCare+なんですから。

処理能力

XSと同じSoCであるA12 Bionicが搭載されているだけあり、性能面に関しては全く不満はありません。正直iPhone 7 Plusでも何も困っていなかったのですが、いざ使ってみると、細かいところでの体感速度が向上しているのが分かります。画面解像度がXSより低い分GPUへの負荷は小さいと考えられるので、重いゲームをプレイするにはXRが向いているかもしれません。XS、XR共にAntutuベンチマーク30万点超えのぶっちぎりのハイスペックスマートフォンなので、これで処理が重いゲームはゲーム側が悪いとも言えますね。

とか言ってたら、新型iPad Proが60万点近いワケの分からない超高性能を発揮してきてなんとも言えない気持ちになったのは秘密です。

ディスプレイ

6.1インチの大画面に、1792*828のフルHD未満というまさか2018年後半に発売されるスマートフォンとは思えないことになっています。今まで使っていたiPhone 7 Plusが5.5インチでフルHDなので、単純な解像度では下回っています。

と書くと酷そうなのですが、解像度はこれまでの4.7インチiPhoneと変わりない326PPIなので、特に荒さを感じることはありません。Liquid Retinaとかいうカッコいい名前が付いていますが、「いつものRetinaディスプレイだなあ」以外の感想は特にありません。問題も面白みもナシです。

3DTouchが無くなり、変わりにHaptic Touchが搭載されたのも大きな特徴ですね。圧力検知は無くなっていますが、「コクッ」と振動が帰ってくる触覚フィードバック自体はあるので、操作感に違和感はありませんでした。ただ、3DTouchでのカーソルキー移動はHaptic Touchでは使えません。変わりにスペースキー長押しでカーソル移動モードになるのですが、これがバグっており、指を離しても文字入力モードに切り替わらないことが多々あるのが残念。早く直して。

ちょっと話が逸れますが、文字変換においてはAndroidのIMEはどれも使いにくすぎて困りました。ちょっと前までiPhoneのIMEは酷評され、AndroidのGoogle日本語入力が最強!みたいな風潮だったのに。Google日本語入力もATOKもその他諸々もどれもこれも、こまめに変換しながら打たないとすぐワケの分からない変換候補を出してくるわ、フリックミスの補正はしてくれないわでかなりキツかったです。Twitterが捗らない。

FaceID

iPhone X発売時、TouchIDの方が良い!という意見が多く見られたFaceIDですが、期待値が低かったせいもあってか思ったより快適に使えています。ただ顔を向けるだけではダメで、しっかりiPhoneを見ないとアンロックされないのはセキュアでいいですね。目を逸らすとアンロックに失敗するのは感動。本人が見ているときだけ通知の詳細をロック画面で表示したり、画面を見ている時は画面が自動で暗くならないなど、地味ながら便利な機能があります。
が、TouchIDと比べると失敗率はやはり高いですし、アンロックの速度もTouchIDの方が早いです。ユーザーが寝ている間に指に触れさせるだけでアンロックできてしまうTouchIDとどちらを取るか、というところですね。
また、X系はホームボタンが廃止され、ジェスチャでの操作に切り替わっていますが、慣れるとホームボタンより断然早くアプリ切り替えなどの操作が可能になるため、僕はもうホームボタン搭載iPhoneに戻ることはないでしょう。来年のiPhoneにディスプレイ内TouchIDが搭載されたら一番嬉しいですね。

カメラ

最近のハイエンドスマートフォンとしては珍しいシングルカメラとなっており、見た目の面でもXSと大きく差別化されている部分です。P20 Proの3分の1しかカメラがない。カメラそのものはXSの広角側と同じもののようです。XSと比べ、ボケ味を活かせるポートレートモードが人物にしか使えないという差があります。

購入直後にAppleStore新宿の前で撮ったもの。画質はかなり良好だと思います。iPhone 7 Plusのべったりした塗り絵カメラと比べると雲泥の差です。

食べ物が美味しそうに撮れるいいカメラです。ボケ味が欲しかったらα7IIを使うので、個人的にはスマホカメラはパンフォーカスで食べ物が綺麗に撮れればOKだということに気付きました。P20 Proのように設定を追い込む使い方はできませんが、とりあえずで出てくる絵作りはiPhone XRの方が万人受けするような気がします。

その他

無線充電は便利。急速充電にLightning-TypeCとかいう謎のケーブルを使うのはアレなので次期モデルはiPhoneもTypeCにしてください。

何より、AppleWatchが使えるってやっぱすごいや。

まとめ

もはや無いと困る、生活必需品になっているスマートフォンで自分の好みから外れるものを冒険心で買うのはリスキーだと学べました。AndroidユーザーはAndroidを、iPhoneユーザーはiPhoneを大人しく買うのが一番心すこやかに過ごせるのでグッドですね。

それと、HUAWEIさんは色々怪しい部分(Bluetooth不安定、通知不安定など)が多々あるので、P20 liteなど格安ハイコスパモデルでならまあ許せるかな?と高評価を得ている感がありますね。ハイエンドモデルにまでそれを引きずってこられると色々辛いところがあるなあと思いました。

スマートフォンは毎日使うものなので、高くてもその人にとって使いやすくて愛着の湧くものを選ぶのが最良。

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