このブログでもたびたび取り上げているSEIUN PLAYERシリーズですが、4/29、30に開催された春のヘッドフォン祭で、ついに最上位モデルである「SEIUN PROX」のモックを始め、製品の試作品が公開されました。
SEIUN PROX
みなさんお待ちかね、PROXはコールドモックでの展示。トップの写真で気付いたかもしれませんが、かなり大柄です。
同じ5.5インチディスプレイを備えた、Redmi Note3と並べて写真を撮ったのがこちら。
ディスプレイサイズだけで言えば、最近のスマートフォンにも増えてきた5.5インチであり、特別大きいというわけでもないのですが、厚みがかなりあります。角張ったデザインもあって存在感は抜群。
誇らしげな「SEIUN PRO X」のロゴ。それは、君が見た光。
ちょっとDAPにしては大きすぎる気もしますが、全体的にシンプルでカッコイイので良しとしましょう。写真に写すのを失念していたのですが、microSDカードスロットは、いわゆるSIMカードスロットのような、「ピンで押し開けるタイプ」になっています。固定は間違いないですが、頻繁に入れ替えするユーザには不便かもしれません。
5月末には出荷を開始できれば、とのこと。待ちに待ったPROXが入手できる日は近そうですよ。
SEIUN PLUS
こちらも新DAP。本物の木にコーティングを施したものであるそう。操作性はスティックタイプSEIUN PLAYERと似た、やや独特なもの。細かいこと抜きに音は良い。
こちらは一般販売予定はなく、SEIUN PLAYERプロジェクトの出資者が、購入権を与えられるそうです。後ほど連絡がある模様。見た目もいいですし、音も良かったので僕は買いますよ。待ってます。
筐体を変更したものも展示されており、そちらをSEIUN PLUSとして一般発売するそうです。そちらは木製ではありません。写真は撮り忘れました。申し訳ない。
AURA DAC
これは既に販売中ですね。個人的に気になっていたものです。
DP-X1に接続してUSB OTGで使用可能でした。これまた普通にいい音です。高いDAPなんて無くても、スマートフォンにAURAで十分なのでは?という、気付いてはいけないことに気付いてしまった気がします。
Impactシリーズのイヤホンも聴きましたが、どれも安価で、かついい音に纏めてきています。SEIUNシリーズ、出資者の皆さんは期待して待ちましょう。僕自身ものすごく楽しみになってきました。
さて、日本アマゾンでもCyberDrive製品が取り扱い開始されるようです。
近日中に、「SEIUN PLAYER」、「Feather DAC」、「AURA DAC」、「Impact BASS」、「Impact Dura」が取り扱い開始予定。この売り上げの半分は熊本へ義援金として送られるそうです。
以上、SEIUN PROXは予定より遅れ、PHAは度重なる仕様変更と、出資者をヒヤヒヤさせてきたSEIUN PLAYERシリーズですが、プロダクトとしての完成度は非常に高いものになっているように見えました。
早く、早くSEIUN PROXの音を聴きたいものですね。