先日購入したGoogleの新スマートフォン「Google Pixel 6」が到着したので、外観のフォトレビューとベンチマークのスコアを公開します。本来の発売日は10/28なのですが、2日前倒しで10/26に届きました。いいのかそれで……
もくじ
フォトレビュー
今回購入したのはProモデルではなく、無印のPixel6の128GBモデル。カラーはグリーンを基調としたSorta Seafoamです。Pixelの箱にはシュリンクがありません。
Pixel6はPixel5までのデザインと大きく路線変更したことで話題になりました。黒く太いカメラバンプが目立ちます。カメラユニットから下が薄い水色、上が黄色よりの黄緑といったツートンカラーです。明るい差し色が入るのはPixelらしいですね。
光の当たり方で、上部はクリーム色のように、下部は白色のようにも見えます。清潔感のあるいいカラーだと思います。
側面にはSIMカードスロット。nanoSIMが一枚入ります。microSDは非対応。
これまでのPixelシリーズと同様、電源キーがボリュームキーの上部にあるレイアウト。大柄な筐体なので、電源キーに指が届きにくいのがイマイチ。
もちろんUSB-Cポートを搭載。
レンズユニットはクリアーパーツ内部にあり、目立たないデザインとなっています。
iPhone 13 Proと並べてみました。Pixel6はPixel6 Proよりは小さいものの、かなり大きめなスマートフォンです。重さも200g超えとなっており、軽量コンパクトな先代Pixel5とは全くコンセプトの違う製品です。
ちなみに、緩衝材代わりにGoogle Original Chipsが入ってました。以前のキャンペーンの時にもらい損ねてしまったので、これはかなり嬉しい。
ベンチマーク
Googleの新型独自設計SoCである「Tensor」の性能が気になるところです。Google曰く、「ベンチマークより実体験を重視した設計」とのことですが、如何に。
Antutu Benchmark
およそ70満点弱のスコアとなりました。SnapDragon 888には及ばずとも、SnapDragon 865は上回るといったところ。ハイエンドスマートフォンとしては十分な性能でしょう。
余談ですが、初期設定完了後にすぐ計測した際は56万点と低めのスコアとなりました。セットアップ直後はリソースを別のところに取られているのかもしれません。
GeekBench
シングルコア性能はかなり高いですが、マルチコア性能はハイエンドSoCとしては、888等と比べてしまうとやや低めでしょうか。十二分に高いので気にするレベルではありません。
ファーストインプレッション
とりあえず半日使ってみた感想です。
新プロセッサ「Tensor」に特に不安な点は見られず
動作はとても軽快です。
店頭デモ機を試したユーザーによって、Pixel6の発熱が酷いと指摘がありましたが、特に気になりませんでした。ただし、充電中はやや熱を持ちやすい印象があります。
先述の通り、性能面はハイエンドとして十分なものでありながら、74800円という価格に抑えてきたのは素晴らしいです。(今なら11000円分のGoogle Storeクレジットが貰えるので実質63800円です)
ディスプレイ内蔵指紋認証はあまり期待できず
Pixel5では背面に指紋センサーがありましたが、Pixel6ではディスプレイ内蔵式になりました。ディスプレイ内蔵式は見た目こそ良いですが、認識速度と精度は通常の指紋センサーと比べると劣ります。
カメラはかなり期待できそう
まだ室内で試し撮りした程度ですが、センサーサイズアップは確実に画質向上に貢献しています。もともとノイズ処理が優秀なPixelですが、今まで以上に暗所ノイズ目立たない仕上がりになっています。写真作例が溜まったら別途レビューを書こうと思います。