GenHigh様より、レビュー用にワイヤレスイヤホン「Mu6 Ring」を提供頂いています。
Mu6 Ringは近年の流行カテゴリである「耳を塞がないイヤホン」ですが、イヤホンというよりは「ウェアラブルスピーカー」に近い製品となります。
スペック
簡単にスペックは以下の通り。価格帯も近く、ライバルとなるであろうShokz OPENMoveと比較してみます。あくまでも公称値であり、厳密な比較ではないことにはご留意ください。
Mu6 Ring | Shokz OPENMove | |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.1 |
充電時間 | 1時間30分 | 2時間 |
バッテリー容量 | 190mAh | 135mAh |
最大連続通話・再生時間 | 9時間 | 6時間 |
待機時間 | 200時間 | 240時間 |
方式 | オープンエア | 骨伝導 |
重量 | 35g | 29g |
防水防塵 | なし | IP55 |
Mu6 Ringスポーツ向けを謳いながら、特に防水防塵対応ではないようです。IP表記がないだけで、簡易的な防水・防塵である可能性はありますが、ちょっと残念なポイント。
OPENMoveとの大きな違いはスピーカーの駆動方式。OPENMoveは、骨へ振動を与え聴覚神経へ音を伝える骨伝導方式となりますが、Mu6 Ringは耳のそばで一般的なスピーカーを鳴らすオープンエア方式となります。
外観レビュー
もっと簡素なパッケージを想像していたのですが、思いがけず立派なパッケージ。
付属品はUSBケーブル、説明書、保証書。
今回ご提供頂いたのは「ダークブルー」カラーのモデル。外側は紺、内側は黒のツートンカラーです。
プラスチック製で約35gと軽量。シンプルで落ち着いたデザインです。
ボタン類は本体右側に配置されています。再生停止、曲送り・戻し、音量調整といった基本的な操作が可能。
充電端子がmicroUSBなのは残念ポイント。USB-Cにしてくれ。
スピーカーユニットが可動式になっているのがMu6 Ringの大きな特徴。11段階で調整が可能。聞こえやすい位置にスピーカーユニットを移動できるのは便利。
Mu6 Ringは2通りの装着方法があり、好みに合わせて変更可能。Shokz OPENMoveでも採用されている、ヘッドバンドを後頭部に回す装着方法(②)には、ヘッドレスト付きの椅子に座る時に邪魔になるという弱点があるため、ヘッドホンスタイル(①)でも使えるという点は大きな強みです。
メガネのツルと干渉しないための窪みが設けられています。よく考えられてますね。メガネを装着している際の装着感はOPENMoveより良いと感じました。締め付け感もありません。
使用感・音質
マルチポイント接続に対応しています。XPERIA 5 IIIとiPhone 13 Proで試したところ、問題なく同時接続ができました。
また、接続はAACとなりました。
このタイプのイヤホンはあまり音質に期待するものではないですが、ながら聴きには十分な音質だと感じました。低音の量感は乏しいですが、骨伝導方式に比べると音質は上。人の声が聞き取りやすく、音楽以外にも、Web会議、ポッドキャストやラジオといったコンテンツで本領を発揮します。
スピーカーユニットが肌に密着しないので、骨伝導方式特有の振動が苦手な方にもおすすめできます。構造上、音量を上げすぎると音漏れするのは気にしておく必要はあります。
以前使用していたOPENMoveはバッテリーライフが実測5時間程度で、仕事中ずっと使うことはできないのが不満でした。Mu6 Ringの9時間のバッテリー持ちは心強いですね。
ここが良い
- 骨伝導方式と比べると音質面で有利な印象
- 良好なバッテリーライフ
- 装着感もグッド
ここがイマイチ
- 充電端子がmicroUSB
- 防水・防塵非対応
まとめ
この手の製品は骨伝導方式のものが主流ですが、オープンイヤー方式もなかなか良いですね。骨伝導方式特有の振動が苦手な方にはとても良い選択肢となりそうです。正直なかなか気に入っており、最近は仕事中着けっぱなしにしてます。
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