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Google Pixel 7aファーストインプレッション。隙の見当たらない仕上がり

Google Pixel 7aファーストインプレッション。隙の見当たらない仕上がり

先日発表されたGoogleのミドルレンジスマートフォン「Pixel 7a」を購入したので、簡単にファーストインプレッションをまとめておきます。

購入したのはブルーの「Sea」。外箱はいつものPixelですね。「Coral」カラーのみYoutube Premium1年分という魅了的な特典が付いていますが、ここは欲しい色を選びました。

開封。

落ち着いたブルー。非常にいい色です。

外周部、カメラユニット周りも青みがかったシルバーカラーの仕上げとなっています。

上部にはアンテナライン。

向かって右側面には電源キー、ボリュームキー。Pixelの特徴である、電源キーがボリュームキー上部にあるデザイン。一般的なAndroidスマートフォンとは逆の配置であり、慣れるまで違和感のある部分。

左側面にはSIMカードスロット。

SIMスロットはnanoSIMが一枚。

底面。

とにかく見た目が良いですね。Pixel 7をそのまま小さくした感じ。

付属品。変換アダプタ、USB-Cケーブル、SIMスロット取り出し用のピンと、いつものPixelと同様。

コンパクトハイエンドスマホとして人気のZenfone 9と並べてみました。Pixel 7aは6aと同様に比較的コンパクトなボディ。

手持ちのコンパクト指向なスマホ達と並べてみました。左からPixel 7a・XPERIA 5 IV・Zenfone 9・iPhone 13 mini。こう並べてみると、Pixel 7aはそれほど小型ではないですね。重量も193gと最も重いです。まあ、気になるほどではないですね。

ケースはRingkeのものを購入。硬質素材と軟質素材を組み合わせた構造で、安価なTPUケースより安心感があります。

写真ではやや伝わりにくいですが、背面部分は艶消し半透明でサラサラとした手触り。

せっかくのカラーバリエーションを活かすために、クリア系のケースを使用したいところ。

1500円程度と比較的安価なケースですが、浮きや歪みもなくピッタリと取り付けられます。

四隅部分は立ち上がっており、ディスプレイ側を下にして置いた際にも安心。なかなか良くできたケースでオススメ。

ちなみに、画面保護フィルムはミヤビックスのものを購入。

とりあえず、Zenfone 9からデータ移行して使い始めることにしました。ケーブルで接続するだけであれこれデータを移せてしまうのは楽ですね。ケーブルは手持ちの適当なものを使用しましたが、もちろん付属のケーブルでOKです。

とりあえずantutuベンチマークを実行。54万点とTensor G2としては低いスコアが出ました。

半日ほど放置した後に再度計測したところ、70万点強とTensor G2らしいスコアが得られました。廉価版のaシリーズと言えども、上位モデルの7・7Proと遜色ないスコアを発揮しています(まあSoC同じですしね)。セットアップ直後は裏で色々最適化処理等が走っているので、スコアが伸び悩むのでしょう。

Geekbench 6のスコアはシングル1400、マルチ3151。最近のハイエンドSoCであるSnapdragon 8+ Gen1や8 Gen2に比べると劣るスコアではありますが、普段使いでもたつきを感じることはまずないでしょう。

とりあえず色々と触っていますが、傑作機のPixel 6aの正当進化であり、買って損の無い高コスパスマホに仕上がっている印象です。6aの弱点であった、顔認証非対応・ワイヤレス充電非対応・60Hzディスプレイを全て克服しており、廉価版という印象を全く受けません。ほぼ無印7と同等のスペックであり、7aというよりは、7 miniとでも言うべき仕上がりです。

しばらくメインのGalaxy S23 Ultraのお供として使っていきます。