M75q-1 Tinyが到着しました。早速買っておいたメモリとSSDに差し替えを済ませ、各種ベンチマークを取ってみます。格安購入方法などは以下より。
もくじ
M75q-1 Tinyが到着するまで
12/18の深夜に注文。カスタマイズは最安構成の128GB SSDを1TB HDDに変更したもの。注文時にサポートから頂いたRep IDを入力しました。注文確定メールに記載された到着予定日は1/6となっており、年内到着は難しそう。
12/22の昼過ぎに発送連絡が来ました。ここで一気に到着予定が短縮され、12/26となりました。その後、到着予定日が12/30に変更されていましたが、結局12/28に到着しました。
年末の時期ではありましたが注文から10日で到着しました。Rep IDのお陰かもしれません。LenovoでPCを注文する際にはカスタマーサポートにRep IDを貰うといいかも。
メモリとSSDを換装する
メモリはhynixの8GB 2666MHzが一枚挿さっていました。同じ2666MHzのメモリであれば恐らく別メーカーのメモリでもデュアルチャネル動作するはずですが、気分的に同じメモリで揃えたかったので以下を購入。
Amazonアウトレットで2枚組6152円。Amazonアウトレットでメモリを買う際は必ずすぐにメモリチェックをしておきましょう。Amazonアウトレットでメモリをよく購入するのですが、メモリエラーが出たことが一回、そもそも別のメモリが届いたことが一回ありました。もちろん簡単に返品はできましたが。今回は問題なし。
SSDはWDのM.2 1TB「WDS100T2B0B」を同じくAmazonアウトレットにて購入したのですが、初期不良品なのか全く認識せず。返品された不良品をそのままアウトレットに流したらしい。AmazonアウトレットでPCパーツを購入した際の不良品率は体感でもかなり高いので、急ぎの際は避けた方がよいです。以下、とりあえずHDDのまま進めます。
【追記】そもそもM.2 SATAなので認識しないのでは?とコメントでご指摘頂きました。発熱の面でSATA接続のM.2 SSDを選びたかったのですが、NVMeのものを選ぶのが無難なようです。
M75q-1のケースの裏側を開けるとメモリスロットとM.2スロットがあるので、ここに差し込むだけ。大々的にバラさなくて良いので簡単ですね。クリアランスがあまりないので、ヒートシンク付きM.2 SSDは避けた方が良さそうです。余ったSAMSUNGのメモリはメルカリにでも放り投げておこうかな、と思いつつとりあえずiMacに挿しておきました。iMacのメモリが36GBになりました。強い。
2.5インチベイはケースを開けて表側にあります。
カスタマイズ後の構成と掛かった金額
ベンチマーク結果の前に、改めて構成を確認してみます。
- CPU(APU)
- AMD Ryzen 5 Pro 3400GE 4コア8スレッド 3.3GHz(ブースト時4.0GHz)
- GPU
- AMD Radeon Vega 11 Graphics
- メモリ
- Panram DDR4-19200 2666MHz 8GB×2
- SSD
- なし(挿したら追記します)
- HDD
- Seagate Barracuda Pro 2.5インチ SATA HDD 1TB 7200rpm
- OS
- Windows 10 Home
こんなところでしょうか。
HDDは中を開けて確認したところSeagate製のST1000LM049でした。調べてみると7000円ほどするようで、HDDとしては意外と高価ですね。購入時のカスタマイズで128GB SSDを付けるよりお得?
Seagate製のHDDは壊れやすいと言われますが、所持している数台のSeagate製HDDはずっと元気です。不要であればメルカリに投げるとか、2.5インチサイズなのでノートPCに挿すとかできますね。
さて、ここまでに掛かった金額は以下のようになりました。
- ThinkCentre M75q-1 Tiny
- 35090円
- 追加費用(メモリ、SSD)
- 16758円
となり、合計51848円となりました。楽天リーベイツで20%ポイント還元(7018円分)を受けたため、これを引くと実質44830円となりました。安い!
不要になるメモリとHDDを売ったり、SSDをもっと小さい容量のものに抑えたりすればもっと安くなりますね。
ベンチマーク
ベンチマーク結果は全てカスタマイズ後のものです。
CINEBENCH R20
参考までにiMac(2017年モデル Core i5 7600)のスコアが以下。
見なかったことにしよう。
CrystalDiskMark
SSD
何かまともに動くSSD買ったら追記します。
HDD
SeagateのHDDが思っていたより高速な印象。ランダムは悲惨ですが。
3DMark
1920×1080で実行。DirectX12用テストのTime SpyとDirectX11用のFire Strikeを実行しました。
Time Spy
1113点。
Fire Strike
2588点。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
1920×1080で実行。
最高品質
6298点。
標準品質
7756点。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
1920×1080で実行したところ、軽量でも動作困難。1280×720、軽量で実行。
重めのベンチマークなので、流石にオンボードGPUには辛い結果になりました。
CPUは第三、第四世代あたりのCore i7と同程度の性能と言えそうです。キャッシュ等の面では劣りますが、4GHzまで上がる4C8TのCPUがTDP35Wで動作するのは強いですね。実際には熱のせいか4GHzまでクロックが上がり切っていないように見えます。
GPUはGeForce GT1030、Radeon RX550あたりの現行ローエンドGPUにやや劣る程度の性能が出ています。軽めのゲームなら全然行けますね。
まとめ
非常にコストパフォーマンスが良い。ESXiをインストールして遊ぼうかと思っていましたが、普通にWindowsマシンとして使いたくなってきました。Windows 10 Pro + Hyper-V or VMwareが良さそうですね。
購入方法などは以下を参考にどうぞ。