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Xiaomiの温湿度計「Temperature and Humidity Monitor Digital Clock」レビュー

2020年1月26日

Xiaomiの温湿度計を購入しました。厳密には温湿度機能付き時計といったところですね。見やすい電子ペーパーディスプレイ、Bluetoothによりスマートフォンと通信可能という面白い製品となっています。これで2000円を切る価格なのも魅力です。

今回はAliExpressより購入。購入時の価格は1484円でした。

Xiaomiらしいシンプルな外見

海外通販ですからね。箱ボコボコは基本です。

裏面。Bluetoothのバージョンは4.0BLE。バッテリー寿命はおよそ1年。

電子ペーパーではっきりくっきり視認性の高いディスプレイです。バックライトはないので暗闇では見えません。

PM2.5の数値も表示できるようですが、電源を入れても特に表示されませんでした。設定なども見当たらず。

気になる右下の顔ですが、気温と温度が快適な水準である時はニッコリ、そうでない時は不満気になります。

裏面も極々シンプル。表にも側面にも裏にもボタン類は一切ありません。絶縁用のフィルム久しぶりに見た。

バックカバーを外すと電池交換が可能。CR2032を2つ使用します。日本でも一個100円程度で手に入るごく普通のコイン電池ですね。

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バックパネルに貼り付けるパーツが3種類付属します。左からマグネット、両面テープ、スタンドとなっています。マグネットで冷蔵庫に貼ったり、両面テープで壁に貼るなどできますね。本体はかなり軽量なので落下の心配はなさそう。

スマートフォンとのペアリング

電源を入れた直後は中国の時刻に合わせている?ようで、日本の時刻とは1時間の誤差があります。先述したように設定に使用できそうなボタン類は一切本体にはないため、Bluetoothで接続したスマートフォンからの設定が必要になります。

使用する「Mi Home」アプリは日本での使用も視野に入っているようで、ロケールに日本、言語に日本語を選ぶことができます。

しかし、ロケールが日本となっている状態ではアプリの製品一覧にこの温湿度計が表示されず、ペアリングできません。ロケールを中国にすることで解決します。

ペアリング後、スマートフォンの時刻と同期され、日本のタイムゾーンで使用できるようになります。

ペアリング後は「マイデバイス」に温湿度計が表示されますが、この後に日本に戻すとまた表示されなくなります。ロケールを中国にしておくのに抵抗がある人は、時刻だけ設定した後ロケールを戻したり、アプリをアンインストールしてしまっても特に問題はありません。この後の機能は使えなくなりますが。

スマートフォンと接続することで、1時間毎の温度、湿度を表示することができます。同じ部屋にあるCASIOの温度計とほぼ同じ温度を示していたので、それなりの精度はありそうです。

まとめ

電子ペーパーは光の反射や映り込みに強く、かなり見やすく感じます。一点わがままを言うとすれば、日付が表示されるとよりよかったですね。

スマートフォンとの連携機能は重要ではありませんが、ライフログを取るのが好きな筆者にとっては面白い機能でつい毎日見てしまいます。

一般的な液晶のデジタル温湿度計と比べて見た目も良いと思います。一つデスクに置いてみてはいかがでしょうか。

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